たるみによいアンチエイジング成分は
- レチノール
- ビタミンC誘導体
- セラミド
- 美容三大成分
以上4つの成分をご説明します。
コラーゲンの増加を助けるレチノール
レチノールはビタミンAの種類のひとつで皮膚を健康に保ち、粘膜を強化する効果があります。レチノールは表皮の基底層に到着するとレチナールへ変わりその後レチノイン酸へと変化。レチノイン酸は肌のターンオーバーを活性化して角質の代謝を早めてくれます。また線維芽細胞に働きかけるのでコラーゲン、エラスチン線維の生成をサポートする効果、さらには皮脂分泌を安定させる働きもあります。
これらの様々なメリットがアンチエイジングには欠かせない大切な存在となり、たるみの解消を始め目の下のクマ、シワの改善にもつながります。

ハリと美白によいビタミンC誘導体
美容成分としてお馴染みのビタミンC誘導体ですが、たるみ改善にもとても役立つ効果を発揮しています。もろい成分であるビタミンCを誘導化させたものがビタミンC誘導体で、そのメリットは浸透性が高いこと、皮膚に吸収されやすい点が人気となっています。
角質層の奥まで到達し真皮層でコラーゲンの生成を促進する働きがありますので、肌のたるみ改善にぴったり。ビタミンCと聞くとメラニン色素を抑制する働きがまず思い出されますが、ビタミンC誘導体ももちろん色素沈着を防ぎシミ改善にもメリットです。
美白、たるみ改善になるのでアンチエイジングの肌にいい化粧品を選ぶ際にはぜひ覚えておきたい成分ですね。
水分をたっぷり抱え込むセラミド
セラミドが配合された化粧品ってとても効果がありそうなイメージですよね。肌にいいと信じて使っている人は多く、意外と知らないのがセラミドの働きです。
セラミドは細胞間で水分や油水分を抱え込むような働きをしています。セラミドは加齢や気候の変化により量が減ってしまうため、潤い不足やカサカサの原因。乾燥すると肌の弾力が減りたるみが悪化してしまいます。
セラミドは角質層内のバリア機能としても働いていますから、不足するとインナードライ肌になる場合も。またセラミドはコラーゲンを安定化する作用もありますのでたるみやハリ回復にも効果がありますよ。
アンチエイジングの基本!美容三大成分
40代に大切なアンチエイジング成分は美容三大成分のコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの3つ。肌の真皮層に存在するこの3種類は3つがそれぞれの役割をすることで肌の弾力性、ハリ、柔軟性を保っています。
コラーゲンはたるみに直接的に影響を与え、エラスチンは伸縮性を保つ線維なので不足するとたるみの原因。そしてヒアルロン酸は水分保持力の基盤となりますのでこれらの美容三大成分は3種類一緒に肌に補うことが理想的ですよ。