アンチエイジングコスメの種類は近年とても増えてきました。どれも使ってみたくなるほど魅力があり、肌にいい化粧品ランキングを見るとすぐに購入したくなりますよね。
気になるのがどれぐらいのスピードで効果がでるのかという点です。できれば即効性の高い化粧品のほうがいいですよね。でもアンチエイジングは肌の働きが低下していることを頭に入れてお手入れが必要。そのため化粧品は最低でも1か月以上は使って判断しましょう。
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本当に肌にいい化粧品なの?アンチエイジングの効果がでる期間
ほうれい線が消える、シミが減る、保湿効果があるなど、アンチエイジング化粧品の宣伝はとても気になりますよね。絶対に効果がありそうだと思って購入した化粧品も、さほど期待したほど効果が実感できないことってありますよね。アンチエイジングは目で分かるようなはっきりした効果がすぐに期待できません。そのため化粧品の効果を判断するのが難しく、無意味に長く使ってしまう場合や逆に変えすぎて肌に負担をかけてしまうこともあります。
そこで知っておきたいのがアンチエイジング化粧品の効果がでるまでの時間。効率的なケアを始めるためにどんなことを期待すべきかご説明したいと思います。
アンチエイジング化粧品の効果がでるまでの時間とは
- 1ヵ月~3か月
- 異常がある場合はすぐにストップ
- 新しい化粧品を使うタイミング
- サンプルで肌チェック
- 化粧品を変える際の注意
以上5つの点を詳しくご説明しましょう。
化粧品の効果がでるのは1か月~3か月後
一般的に化粧品の効果を実感するには最低でも1か月、3か月間は同じ化粧品を使い続けると本当の効果が判断できるといわれています。しかし加齢とともに肌の働きは低下しますので、若い肌よりも40代以降の肌は化粧品の効果を実感するまでに時間がかかってしまいます。
若い時に多いニキビの悩みの場合、表皮の一番外側にある角質層が生まれ変わりニキビが改善されてきます。その時間は約2週間。アンチエイジングの場合はさらに角質層の奥の細胞が生まれかわり、一番外側に押し上げられるまでにさらに2週間ほどかかりますので、肌細胞が新しくなるには最低でも1か月が必要です。
また加齢によりこの肌のターンオーバーは時間が乱れやすく、場合によっては40日間以上かかる場合もありますので、アンチエイジング化粧品の効果を判断するには3か月ほど使用することをオススメします。
肌の状態は年齢だけでなく、それぞれのライフスタイルによって異なりますので、同じ化粧品を同じ年齢の人が使用しても必ずタイミングが一緒に効果がでるとは限りません。即効性を期待せず、長く使うつもりで肌にいい化粧品選びをしないといけませんね。
化粧品を変えて肌トラブルになったらすぐに使用を中止すること
アンチエイジングが必要になる40代以降の肌は、バリア機能が低下しているため外部の刺激にとても敏感になっていますよ。化粧品の配合成分ですら肌のダメージにつながることもありますので、敏感肌の場合はとくに注意して選びましょう。肌にいい化粧品ランキングを参考すると見つけやすくなりますね。
もし化粧品を変えてかゆみやヒリヒリ感がある場合は、肌に合っていないサインです。このまま無理に使用を続けると肌細胞の老化がさらに早まり、乾燥原因にもなってしまいますよ。もし違和感を感じた時はすぐに使用を中止しましょう。かぶれや湿疹などの症状が悪化した場合には、皮膚科で相談してくださいね。
では化粧品の効果があるかどうか、どうやって判断したらいいのでしょうか。年齢肌はシワやシミ、ほうれい線などの目立つ老化症状がありますよね。アンチエイジング化粧品はこれらの症状を一気に消すものではありません。肌の働きを活性化して徐々に改善する目的がありますので、化粧品の効果があるかどうか判断する線引きはとても難しいといえるでしょう。
しかし肌の弾力が回復した、しっとり感が続くといった変化を感じた時は間違いなくアンチエイジング成分が効果を発揮しているサインです。肌と相性がよく使い心地がよいものは、そのまま継続してどんどんメリットを感じてくださいね。
新しい化粧品を使う時は肌の状態を確認してから
アンチエイジングの新商品や肌にいい化粧品は、すぐに使ってみたくなりますよね。年齢肌が注意したいのは、新しい化粧品を使い始めるタイミングです。40代~50代の肌はホルモンの働きにより不定期に変化しています。さらに季節や生活習慣によっても肌が敏感になる場合がありますので、新しい化粧品を使うタイミングは慎重に判断してください。
肌の状態が不安定な時に新しい化粧品を使うと、成分が肌に馴染まず肌トラブルになるリスクが高くなってしまいますよ。またせっかくアンチエイジングによい成分が配合されていても、肌の働きが悪いと効果が実感しにくい場合もあるのです。
もし新しいスキンケア商品を購入したら、生理前後を避けて肌の状態が安定している時に使用をスタートしましょう。アンチエイジングケアは肌環境次第で効果を実感するスピードも変わってしまいます。
アンチエイジング化粧品はサンプルやお試しでスタートしよう
化粧品の効果を実感するためには、できるだけ長く使って判断することが必要です。肌にいい化粧品を購入するときは、まずお試しやサンプルで肌チェックをしてください。トライアルは5日間~10日間ほど使える量が入っています。効果を実感するには十分な量ではありませんが、肌との相性をチェックするにはぴったりです。
お試しセットには洗顔料や美容液など基礎化粧品の数種類がセットになっているので、ライン使いするチャンスでもありますよね。サンプルだけで肌の違いを実感できる場合もありますが、本当の効果をチェックするには本体を購入して使うことが必要です。
気になる化粧品はまず肌に合うかどうかトライアルセットでチェックして、どれが良さそうか使用感やコスパなどを考えたうえで判断しましょう。
化粧品の見切りをつける時期はいつ?
アンチエイジング化粧品を使っていても、思ったほど効果がない時があります。もっと長く使ったほうがいいのか、それとも違う化粧品に乗り換えたほうがいいのか、判断するタイミングって難しいですよね。
そんな時は半年ほど使用して確実に効果を判断してみましょう。最初の1か月はしっとり効果など、わかりやすい点がすぐ実感できると思います。3ヵ月ほどたつと肌の弾力やハリに変化があり、美白化粧品の場合はシミが薄くなる可能性もあります。半年使えば自分の肌にいい化粧品であれば何かしらの効果がありますので、見切りをつけるとしたら半年を目安にするとよいでしょう。
違う化粧品に変えるときは今までと同じ成分配合よりも、違った美容成分を意識して選んでください。もしくは同じ成分でも含有量が多いものなら、効果を実感しやすくなるでしょう。
美肌やアンチエイジングに効果があるビタミンCの場合、ビタミンC誘導体やピュアビタミンC、ナノ分子のビタミンCなど色々な種類があります。化粧品を変える際はこのように成分のタイプの違い、配合方法なども意識するといいかもしれませんね。