50代になるといよいよ女性も更年期を迎える年代ですよね。この時期は女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少するため、皮脂の分泌量が減り肌が乾燥しやすくなっています。また肌細胞が老化するので化粧品の効果もわかりにくくなりますよね。
しかしご安心ください。更年期は一生続くものではありませんので、できるだけこの間は肌に負担をかけないようにお手入れするのが一番。無添加で肌にいい化粧品をランキングを参考して選んでみましょう。
意外と知られていない?年齢肌に負担になる10のこと
40代~50代にかけてはホルモンバランスの変化も肌に大きな影響を与えています。そのため肌環境に合わせて肌にいい化粧品を使うことが何よりも大切ですが、それ以外に肌に負担をかけない生活も美容ポイントになります。毎日無意識でやっていることが実は加齢の速度をアップしている場合がありますよ。
そこでアンチエイジングを頑張る女性の皆さんにぜひ知っていただきたい、肌の負担になる10のことをご説明したいと思います。肌にいいことを積極的にはじめ、悪いことはどんどん排除していきましょう。
年齢肌に負担になるものは
- カフェイン
- 熱いシャワー
- スマホの長電話
- ヘアケアグッズ
- サングラス
- 怒った表情
- 汚れた枕カバー
- 角質除去
- お酒
- 糖分
以上10の注意点をみていきましょう。
カフェインは乾燥肌の原因
朝起きてコーヒーを1杯、そんな習慣がある人は多いでしょう。疲れた時やストレス解消に癒しとなるカフェインですが、過剰摂取すると肌が乾燥しやすくなり、小じわが増える原因です。
カフェインは脱水症状を起こす働きがありますので、どうしてもコーヒーがやめられない人は、カフェインレスに変えるかもしくはコーヒーを飲んだ後に十分に水分補給するとよいでしょう。またコーヒーにフルーツのスライスを入れてフレーバーコーヒーにすることもお肌にいい方法ですよ。
皮脂がなくなる熱いシャワー
目が覚めない時、時間がない時は熱いシャワーが何よりも気分転換にメリットです。しかし注意したいのはシャワーは上から顔にあたり肌にダメージを与えている場合もあるという点。しかも温度を高くすると皮膚の大切な皮脂がなくなり、乾燥しやすくなります。
もしシャワーを直接顔にあてて浴びている間に、顔が赤くなりすぎたりかゆみなどを感じ始めたらシャワーを終わりにするサイン。敏感肌の人はとくに乾燥しやすいため、なるべく顔にダイレクトにシャワーをあてるのは避けましょう。
雑菌だらけのスマホの長電話
スマホの長電話がなぜ肌に悪いのか、ちょっと意外なアイテムですよね。スマホは生活の必需品になっていますので無意識のうちに長電話をすることもあるでしょう。なぜ年齢肌に負担になってしまうのか、その理由はスマホ画面についた雑菌が頬やあごのラインに付着してふきでものなどの原因になるためです。
40代を過ぎると肌のバリア機能が低下するので、外部からの刺激や雑菌に弱くなっています。スマホで長電話するときは必ず画面を綺麗にして使うとよいでしょう。
刺激成分が多いヘアケアグッズ
ヘアスプレー、ジェル、ムースなどのヘアケアグッズはおしゃれの仕上げに欠かせないアイテムです。顔につけないように意識しても、髪に付着した様々な薬品は汗をかいたときに額に流れてしまいます。これらの刺激物は年齢肌に刺激となり、肌のかぶれやかゆみといった不快な症状になる場合も。
また刺激物は肌のターンオーバーを乱す原因になりますので、40代以降は髪のお手入れでも十分に注意したいですね。
汚れたサングラス
紫外線の刺激は肌だけでなく目にもよくありません。サングラスはおしゃれアイテムとしても使いますが、注意したいのは汚れたサングラスからはバクテリアが肌についてしまうこと。こめかみ、鼻、目の周辺の毛穴に雑菌が入りこむと肌トラブルになり、毛穴の汚れが蓄積されてしまいます。
とくに40代以降は目のクマが目立ち始めますので、外部から汚れを付着させて症状が悪化するのは困りますよね。サングラスだけでなく一般の眼鏡も同じなので、使用前は軽く汚れをふき取っておきましょう。
怒った表情はシワの元
40代~50代になるとイライラや不安も増えるライフステージを迎えます。怒った表情は眉間のシワを深くする一番の原因になりますよ。またしかめっ面ばかりではほうれい線ができやすくなりますので、いつも笑顔を意識して生活しましょう。
表情筋は年齢とともに衰えてしまいますが、同じ表情を続けるとシワができやすくなります。笑顔は頬の筋肉を使い口元のたるみ予防、ほうれい線予防になり、何よりも笑顔で気分的に楽しく生活したほうがホルモン分泌も活発になりますよね。
汚れた枕カバー
枕カバーを毎日交換する人はきっといないと思いますが、寝ている間に皮膚からはがれる古い角質、皮脂、美容クリームなどの油脂は枕カバーに蓄積され汚れとなっています。
知らない間に雑菌が繁殖している枕カバーは、せっかく綺麗にお手入れした肌に再び菌をつける悪循環になっていますよ。面倒でも枕カバーは週に1回は洗濯すること、敏感肌はタオルを枕に乗せて使うことも雑菌対策に良いでしょう。菌が増えると肌の健康状態が悪くなり、老化スピードも速くなってしまいますよ。
角質除去のやりすぎに注意
肌のターンオーバーが乱れると古い角質から新しい角質へ生まれ変わるサイクルに時間がかかります。また古い角質が綺麗に剥がれ落ちないとくすみやシミの原因にもなるため、アンチエイジングではピーリングなどの角質除去がメリットになりますよね。
しかしやりすぎると大切な皮脂までなくなり、肌が乾燥する原因です。敏感肌の人はバリア機能も低下するので角質除去は肌の状態を確認の上、やりすぎないように注意してくださいね。
お酒の飲みすぎ
アルコールの過剰摂取は肌の乾燥原因になります。乾燥すると皮膚が硬化してシワができやすくなるのでお酒の飲みすぎは注意してくださいね。
疲れた時の寝酒、ぐっすり眠れるはずが寝不足に。お酒は睡眠の質を低下させるためお肌にはあらゆる意味で悪影響となっています。しかし抗酸化作用が高いポリフェノールを含むワインはアンチエイジングにメリットになりますので、量に注意してお酒を飲むときはワインを選ぶと安心ですよ。
糖分は肌の糖化原因
肌の老化は紫外線をはじめ糖分も大きな原因となっています。糖質は活性酸素を発生させるため肌細胞が劣化しやすくなるのです。また糖分は肌のハリ成分となるコラーゲンを破壊しますので、たるみやシワを増やす原因です。
スイーツ系のお菓子が食べたくなったら、果物に変えてみましょう。ビタミンCが豊富で抗酸化作用にもぴったり。炭酸飲料、炭水化物など無意識に糖質を過剰摂取する場合がありますので、アンチエイジングでは食生活も注意しないといけません。